発症や再発を防ぐ生活
Q7車や電車に長時間のる場合、血栓ができないために行うべきことは?
東日本震災が起こったとき、避難所で脳梗塞を発症する人が続出し、大きな問題になりました。それは長時間、体を動かさずじっとしていたため、血流が悪くなって血栓(血液の塊)生じ、脳血管がつまってしまったのです。
これと同じことは、車や電車の中で長時間じっと座っているときにも起こります。このようなときにできやすい血栓を防ぐポイントは、こまめに足を動かすことです。
下半身には、全身の筋肉の葯7割が集中しています。そのため、太ももやふくらはぎを意識的に動かすと、筋肉のポンプ作用によって全身の血液循環が促されるのです。
自動車で遠出したときは、1~2時間おきにパーキングエリアや道の駅などへ寄り、すこし歩くといいでしょう。電車に長時間乗るときは、かかとを上げ下げしてください。そうすると、ふくらはぎのポンプ作用が働き、血流の悪化を防げます。
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Q8入浴中に脳梗塞や脳出血が多発するそうですが、どんな入浴法がベスト?
入浴の前後は血圧の変動が大きいため、脳梗塞や脳出血が多発します。特に冬は、脱衣所と浴室の温度差が大きく、血圧が変動しやすいので要注意です。
まず脱衣室で服を脱ぐと、寒さで血管が収縮して血圧が上昇します。次に、熱い湯に浸かるとさらに血圧が上昇しますが、湯に浸かっていると血管が開いて血圧が少し下がります。そして、脱衣所に戻って寒気にさらされると、血圧が再び上昇するのです。
管理人の住む地域は、冬は氷点下になりますし、脱衣室が氷点下ってこともあります。管理人はもう、何十年もシャワーのみの入浴ですので、脱衣室にはヒーターを設置してます。三畳位ですから氷点下からでも、5分位で20度にはなりますからシャワーからでれば、快適に着替えができるようにしてます(^O^)/。・・・ちなみにシャワー入浴にしてから、風邪ひいたことありません(^o^)。
血圧げ急激に上昇すると、血栓(血液の塊)ができて脳血管がつまったり、破れたりする危険性が高くなります。脱衣所を温める(冬の場合)、38~40度cの湯に浸かる、長湯をさけて入浴時間は5~10分程度にする、といったことを心がけましょう。
また、入浴で汗をかくと、体から水分が失われ、血流が滞って血栓ができやすくなります。入浴の前後にコップ1杯のに水(冷水は不可)を飲み、水分補給をしてください。
入浴のタイミングも重要です。食後や飲食語、朝起きてすぐの入浴はさけたほうがいいでしょう。高血圧の人は、降圧剤を服用した直後にも入浴しないでください。
【夢21誌引用 陣内敬文院長談】
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