秋冬花パートⅡ
エレモフィラ
ハマジンジョウ科/半耐寒性常縁低木【別名】エミューブッシュ
原産地:オーストラリア
花期:冬~早春 出回り時期:5~10月
用途:鉢植え、切り花
特徴:葉や茎が銀白色の毛に覆われ、美しい紫の花を咲かせるニヴェアと、灰縁色の葉のわきから赤や黄色の花をつり下げるマクラタが、いずれもエミューブッシュの名で出回る。輪入り切り花が主だったが、最近は植木鉢もある。
管理:日光を好むので雨の当たらない日なたに置く。霜が降りる頃から室内に入れ、暖かい窓辺に置く。
オドントグロッサム
ラン科/着生ラン【別名】オドントグロッサム
原産地:中央・南アメリカ
花期:11~2月 出回り時期:ほぼ周年
用途:鉢植え、切り花
特徴:長い花茎に斑点をもった気品ある美しい花を10輪以上咲かせる。花の寿命がが長く、花色も豊富。近縁のオンシジウムやミルトニアなどとの属間交配が盛んに行われ、ほかの洋ランにはない独特の花形や品種が次々といまれている。
管理:開花中は明るく風通しのよい室内に置き、冬は植え込み材料の表面が乾いたら水やりする。夏は涼しく保つ。
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オキザリス
カタバミ科/半耐寒~耐寒性春・夏~秋植え球根【別名】球根カタバミ【花ことば】輝く心
原産地:南アフリカ、中南米の熱帯~温帯地方
花期:10~4月 出回り時期:9~6月(種によって異なる)
特徴:雑草のカタバミの仲間で、地下に球根を持つものをオキザリスと呼ぶ。花の少ない秋から春に花を咲かせるものが多いが、温度があれば一年中開花するものも。花と葉は日中開き、曇の日や夜間は閉じる。耐寒性のあるボーウィーは花壇でも楽しめる。
管理:いずれにも丈夫で2~3年植え放しでもよく育つ。開花中は日当たりのよい場所に置くのが絶対条件。葉が茂っている間は鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりし、月に1~2回液肥を与える。葉が枯れ始めたら水やりを止め、鉢のまま乾燥させる。
オミナエシ 女郎花
オミナエシ科/耐寒性多年草【別名】アワバナ(栗花)【花ことば】美人、約束
原産地:中国、朝鮮半島、日本
花期:6~11月 出回り時期:6~9月
用途:庭植え、鉢植え、切り花
特徴:黄色の小さな花をたくさんつけて風に揺らぐ姿は美しく、秋の七草として古くから親しまれている。山野に自生する他、庭植えや切り花にもされる。
栗粒のような花を飯に見立てたオミナメシが転じてオミナエシになったといわれ、お盆に茎で箸を作り仏前に供える風習からボンバナ(盆花)とも呼ばれる。草丈は1m以上になる。
管理:丈夫で栽培は容易。日当たりと水はけのよい場所に植えるが、草丈が高くなるので花壇の後方に群植するとよい。鉢植えは茎が伸び始めたら摘心し、丈を低くおさえる。