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「お薬手帳を持っていますか?」薬局で聞かれたとき、なんとなく提示している方も多いかもしれません。実は、このお薬手帳には、お薬代を安くする、うれしい節約効果があるんです!

今回の記事では、お薬手帳を使うことで具体的にいくら安くなるのか、その仕組みとメリットを解説します。


💰 お薬手帳で「3割負担」が安くなるカラクリ

 

私たちが医療機関でもらう処方薬代は、原則として3割自己負担(年齢や所得によって異なる)です。この自己負担分を計算する際、薬局側が請求する「調剤技術料」や「薬学管理料」という項目がポイントになります。

お薬手帳を提示することで、このうち「薬剤服用歴管理指導料」という項目の料金が変わります。

1. お薬手帳を提示しない場合

 

  • 薬剤服用歴管理指導料(手帳なし)590円(自己負担:約177円)

    • ※この金額は、薬局が「初回」または「前回の利用から3ヶ月以上経過」していると判断した場合に適用されます。

2. お薬手帳を提示する場合

 

  • 薬剤服用歴管理指導料(手帳あり)450円(自己負担:約135円)


💡 節約効果は「1回あたり42円」!

 

上記の金額を比較すると、

項目 薬局の請求額(10割) 自己負担額(3割)
手帳を提示しない 590円 177円
手帳を提示する 450円 135円
差額 140円 42円

となります。

なんと、お薬手帳を提示するだけで、1回の調剤あたり自己負担額が42円」安くなるのです!

【注意】 42円の割引が適用されるのは、6ヶ月以内に同じ薬局(系列店も含む)を再利用し、かつ手帳を持参・提示した場合です。

チリも積もれば山となる、年間を通してみれば無視できない金額になります。


✅ 節約以外の!お薬手帳の2大メリット

 

お薬手帳のメリットは、お金が安くなることだけではありません。

1. 飲み合わせの重複・禁忌チェック(安全性の向上)

 

複数の医療機関にかかっている場合、A病院の薬とB病院の薬が重複したり、**飲み合わせが悪い(禁忌)**組み合わせになるリスクがあります。

お薬手帳には、今まで飲んだ薬がすべて記録されています。薬局の薬剤師さんがこの記録をチェックすることで、危険な飲み合わせを未然に防ぎ、安全に治療を進めることができます。

2. 災害時や緊急時の迅速な情報提供

 

災害や旅先での急な体調不良などで医療機関にかかる際、お薬手帳があれば、医師や薬剤師は服用中の薬、アレルギー、副作用歴をすぐに把握できます。

これは適切な治療を迅速に開始するために非常に重要です。


📝 まとめ

 

お薬手帳は、安全・安心にお薬を服用するために欠かせないツールです。さらに、年間を通して使えば確実に家計の節約にもつながります。

薬局に行く際は、忘れずにカバンに入れて持参するようにしましょう!

  • 節約効果: 6ヶ月以内の再利用で1回あたり42円割引

  • 最大のメリット: 飲み合わせ(相互作用)や重複の防止

  • 緊急時の備え: 過去の服薬歴をすぐに提供できる

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