北朝鮮が弾道ミサイルを発射した
通過したのは防衛省が地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を事前展開した中四国ではなく、北海道上空。
発射予告もなく、航空自衛隊のPAC3部隊が1箇所しかない北海道に追加展開できなかった。
北朝鮮のミサイル発射は今や予測困難で、イージス艦を組み合わせた「多層的なミサイル防衛」の限界を露呈した。
「このタイミングとは全く予期していなかった」。米軍横田基地でPAC3の展開訓練行った29日午前。記者会見した航空総隊司令官は苦々しい表情で「想定外」を認めた。
ミサイルを迎撃するか判断する責任者の航空総隊司令官は「所要の場所に、所要のタイミングで展開する必要があるにがPAC3部隊だ」とも語り、事前に落下地点周辺に配備しなければ迎撃が難しいことを暗に示した。
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ぎりぎり
日本の弾道ミサイル防衛(BMD)は、イージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で迎撃し、打ち損じた場合、PAC3が高度十数キロで対処する二段構え。自衛隊法で、迎撃できるのは武力攻撃を受けたときや「日本に飛来する恐れがあり、落下により人命や財産に対する被害を防止する必要があると認めるとき」と定められている。
ミサイル発射直後からレーダーで補足・追跡し、弾道を計算して落下地域を予測。この日も「動きを完全に把握」(首相)しており、防衛相は記者会見で「わが国に向けて飛来の恐れがないと判断した」と迎撃しなかった理由を説明した。
日本への落下という最悪の事態は避けられたが、北朝鮮の米領グアム周辺へのミサイル発射計画を受けて島根、広島、愛媛、高知の4県にPAC3を展開していた日本にとって、裏をかかれたことに違いはない。
だが、北海道のPAC3部隊は空自千歳基地(千葉市)のみ。射程は数十キロしかなく、北海道はもちろん、予告のあった中四国でも全域をカバー出来てない状況だ。イージス艦も日本全土を防護するにはBMD対応型が3隻必要だが、現在保有は4隻。検査のため使用できない期間もあり「継続的な警戒のためにはぎりぎりの状況」(幹部)が続く。
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防衛庁はBMD対応のイージス艦を8隻に増やす計画で、SM3を地上配備する「イージス・アショア」の導入も決定。一方、PAC3は飛距離を約2倍に伸ばし命中精度を向上させた改良型の導入を予定するが、落下予想地域に配備しておく必要性は変わらない。
北朝鮮が直接攻撃しないとの前提に立てば、国内落下の恐れがあるのはミサイルに何らかのトラブルが生じた場合だ。通常の落下軌道ではなく不規則な動きをする可能性もあり、直下にPAC3を配備していたとしても迎撃は容易ではないとの見方も省内に広がる。
北朝鮮は7月に深夜のミサイル発射を強行。移動式発射台や潜水艦からの発射も繰り返し、奇襲能力を誇示している。防衛省幹部は「どれだけミサイル防衛を強化しても穴は残る。終わりが見えない」と漏らした。
岩手日報新聞より引用
これはなにが
このわけが、分からない行動には何が、隠されてるのでしょうか・・・?
このことによって、我が国はもちろん隣国も膨大な防衛費をつやすでしょう。
このシナリオは誰が作ってるんでしょうか・・・^^;
貴方はどう思いますか・・・^^;
しつれいします m(__)m。