結婚披露宴などのスピーチで使えることわざ・名言集Ⅳです
夫婦の会話について
◆夫婦生活は長い会話である。だから結婚するときは、こう自問してみることだ。おまえはこのおんなと年をとるまで具合よく会話ができるかと・・・ドイツ 哲学者 ニイチェ。
◆優しい言葉で相手を征服できないような人は、いかつい言葉でも征服できない・・・ロシア 作家 チェーホフ。
◆レストランで食事をしている夫婦をみたまえ。彼らが黙って居る時間の長さは夫婦生活の長さに比例する・・・フランス 作家 アンドレ・モーロワ。
◆激しい言葉は理由の薄弱さを物語るものである・・・フランス 作家 ユーユー。
◆言葉は人類によって使われた最も強力な薬品である・・・イギリス 詩人 キプリング。
◆言葉多ければ口のあやまち多く、人に憎まれ、わざわい起こる。つつしみて多くいうべからず・・・江戸時代 儒学者 貝原益軒。
◆有益な言葉は飾り気のない口からでることが多い・・・ドイツ 詩人 シラー。
◆小さな親切、小さな愛の言葉が地上を天国のようにし幸福にする手助けをする・・・アメリカ 敎育家 カーニー。
◆あいまいな言葉は嘘の始まり・・・西洋の古諺。
◆会話の第一要素は真実、第二は見識、第三は快適、そして第四は頓智・・・イギリス 政治家・外交家 テンプル。
◆人は女の言葉のためにその女をあいするのではない。女を愛していればこそ、その女のいうことを愛するのだ・・・フランス 作家 アンドレ・モーロワ。
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家庭生活・団らんについて
◆人の幸福の第一は、家内の平和は何か。夫婦が互いに深く愛するというほかない・・・明治時代 作家 尾崎紅葉。
◆主にせよ、農夫にもせよ、その家において平和を見出すものは最も幸福な人なり・・・ドイツ 文学者 ゲーテ。
◆人は自分の欲しいものを求めて世間を歩きまわり、そして家庭にもどったときにそれを見出す・・・イギリス 作家 ジョージ・ムーア。
◆家庭が家庭の中だけにちぢこまることは不健全である。外海の水がよく流れ込む入江のように、家庭は外海の空気の流れに対して広く開放されていなければならない・・・フランス 作家 アンドレ・モーロワ。
◆家をととのうることができなくて、天下を治めることはできない・・・アメリカ 自動車王 ヘンリー・フォード。
◆完全なホームを作るには完全なる人を作るが如く難し。われまず完全ならざればわがホームの完全なる理由の在するなし・・・明治・大正時代 思想家 内村鑑三。
◆平和な家庭には幸福は自ら訪れる・・・中国の諺。
◆家族よ、閉ざされた家庭よ、私は汝を憎む・・・フランス 文学者 ジイド。
◆朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし・・・戦国時代 大名 伊達政宗。
◆男と女という、こうも違った、また複雑な二人の人間の間で、互いによく理解し、ふさわしく愛するために、一生を費やして長すぎるということはない・・・フランス 哲学者 コント。
◆結婚とは臆病者のまえに用意された、たった一つの冒険である・・・フランス 文学者 ヴォルテール。
◆ときどき孤独になりたい思いが、男にも女にもわく。二人が相愛の仲であれば、相手のそのような思いを互いに嫉妬するものである・・・アメリカ 作家 ヘンミングウェー。
◆家の美風その箇条は様々なる仲にも、最も大切なるは家族団らん、相互にかくすことなき一時なり・・・明治時代 慶應義塾創立者 福沢諭吉。
◆数年の修行時代と免れ得ない流浪生活の後に、悦びと愛情とを抱いて再び最も自然な情愛に、この夜のスープを取り囲む団らんに帰ってくるときがおこるのである。この団らんこそ学生や哲学者や大臣や芸術家を、冷たい残酷な世界で過ごされた骨の折れる日々の終わりに、再び人の子に、人の親に、祖父母に、もっと簡単いえば人間にするのである・・・フランス 作家 アンドレ・モーロワ。