納豆の食べ方 ナットウキナーゼとは?
納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓を溶かす働きがあるため、夜に食べることでこれらの病気の予防に期待ができます。
熱々のご飯にのせない
ナットウキナーゼの働きは、50℃を超えると徐々に失われ、70℃で消失します。しかし、熱々のご飯の温度は70℃を超える。納豆をのせるとナットウキナーゼの効果が消えてしまうのです。
冷蔵庫から出して20分後にたべる
同じように納豆のパックを冷蔵庫から出しても、すぐに食べてはいけない。
納豆菌は常温で発酵が進み、同時にナットウキナーゼも増えます。冷蔵庫から出してから20分置いて、納豆菌を繁殖させ、ナットウキナーゼが充分に増えた状態が食べ頃です。
冷蔵庫から出したばかりの納豆は、豆がかたまっていて混ぜにくいし、風味に乏しいので常温に戻った、やわらかい状態の豆を混ぜることで粘り気とうまみが引き立ちます。
管理人は、冷蔵庫から出してすぐ食べてました^^;。
あえて賞味期限ギリギリを食べる
納豆は究極の「アンチエイジング食」でもある。その理由は、納豆菌に含まれる『ポリアミン』という成分に由来する。
ポリアミンには、臓器の老化や炎症を抑える作用があり、がん予防や美肌効果が期待できるといわれています。ポリアミンは、年を重ねるごとに体内で作られにくくなりますが、最新の研究で、毎日納豆を食べていると血中ポリアミンが増えることもわかっています。
このアンチエイジング効果を最大限に引き出す鍵は、納豆の賞味期限を確認することにかかっている。
ズバリ、賞味期限ギリギリを狙いましょう。ポリアミンは製造から日が経つにつれて醸成されていくからです
かき混ぜるのは50回
そもそも混ぜる理由は、納豆のネバネバを出すため。
このネバネバは『ムチン』と呼ばれ、納豆に含まれる栄養素を吸収しやすくする働きがあります。
50回程度かき混ぜればしっかりムチンが出る。
からしよりわさび
わさびにはからしにはないイソチアネートという成分が含まれています。
これは、がんの予防効果に加えてアトピー性皮膚炎の改善作用がある。
納豆に辛みをつけるならば、わさびの方が健康につながります。
生のわさびをすり入れるのが最も効果的だが、『本わさび』のチューブで代用可能だ。
量の目安は1日に3~5グラム。おさしみに少しつける位の感覚です。
卵を入れるなら卵黄だけ
卵を入れるなら、卵黄だけが正解。
卵白に含まれるたんぱく質の一種であるアビシンと納豆に含まれるビタミンB群のビオチンが結合すると、吸収されずに体外に排出されてしまう。
ビタミンBは日焼けやニキビを防ぎ、美肌に導いてくれる重要な栄養素です。
疲労回復やストレス解消効果もバツグン。
卵かけ納豆ご飯を食べるなら『白身』だけは混ぜてはいけません。
視力低下
●毎晩2パックを2~3か月続ける
納豆を2パック食べることは、網膜血管が詰まって視力が落ちた患者に処方する高価な点滴・ウロキナーゼを1回打つことと全く同じ効果がある。
その理由は、ナットウキナーゼの詰まった網膜血管を溶かす力。患者には毎晩2パック納豆を食べることをすすめています。だいたいみなさん、2~3か月続けると効果が出ます。
その結果、0.01だった視力が1.5まで上がったという例もあるそう。
さらに、ウロキナーゼの相場は1本約2万円。試してみない手はない。
※女性セブン2018年4月26日号