秋冬の花パートⅢ

オンシジウム

ラン科/着生・地生ラン【別名】バタフライオーキッド【花ことば】花隣、気立ての良さ

オンジウム パピリオ
オンシジウム アロハ・イワナガ

原産地:中央・南アメリカ

花期:8~12月 出回り時期:周年

用途:鉢植え、切り花

特徴:美しい黄色の花が舞い飛ぶチョウのように見えることからバタフライオーキッドと呼ばれ、スカートを広げて踊っている姿にもにているのでダンシングレディーの愛称もある。

姿や花色はさまざまで、芳香のある種類も出回ってる。

管理:開花中は室内の半日陰に置き、花が終わったら花茎を根元近くから切り取る。

カトレア

ラン科/着生ラン【花ことば】優雅な女性、魔力

カトレア

原産地:中央・南アメリカ

花期:主に10~2月 出回り時期:周年

用途:鉢植え、切り花

特徴:カトレア属やその近縁属を基に、複雑に交雑されて生まれた品種群を総称してカトレアといい、豪華で華麗な花姿から洋ランの女王と呼ばれる。開花時期は種によって異なるが、日本では秋から冬に咲くものが多い。比較的低温に強いミニカトレアは、丈夫で育てやすい。

管理:明るい窓辺に置いてレースのカーテン越しの日を当て、最低温度10℃以上を保つ。植え込み材料の表面が乾いたら暖かい午前中に水やりする。暖房機の温風が当たると花持ちが悪くなる。花が終わったら花茎を付け根の部分からシース(花柄の下部が茎を抱いて鞘状になっているもの)と一緒に切り取る。

 

カランコエ

ベンケイソウ科/半耐寒性多肉植物【別名】ベニベンケイ(紅弁慶)【花ことば】幸福を告げる

カランコエ

原産地:東アフリカ、マダガスカル

花期:11~4月 出回り時期:ほぼ周年

用途:鉢植え、庭植え、切り花

特徴:主に栽培されるのはブロスフェルディアナの園芸品種で、本来は日が短くなると花芽ができ、晩秋に4弁の小さな花を咲かせる一季咲き性のものだが、近頃は日の長さに関係なく花をつけるよう調整した鉢が年中出回るようになった。

ランプのような花がつり下がるベルタイプや緋赤色の花を半球状につけるファリナケアなどもある。

管理:晩秋から春咲きにかけては日当たりのよい窓辺に置き、最低温度3~5℃以上を保つ。高温多湿を嫌うので夏は風通しのよい半日陰に置き、鉢土が十分乾くのを待って水やりする。花からは花茎ごと切り取り、姿が乱れたら短く切り戻す。

 

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カリオプテス

クマツヅラ科/半耐寒~耐寒性多年草、落葉低木【別名】ダンギク(段菊)【花ことば】悩み

カリオプテリス
カリオプテリス・クランドネンシスブルースパイア

原産地:中国、台湾、日本(九州南部)

花期:8~9月 出回り時期:6~7月

用途:鉢植え、庭植え

特徴:芳香のある小さな花が茎を取り巻くように咲くダンギクと、それより繊細で花をまばらにつける交配種のクランドネンシスがハナシキブの名で出回る。

管理:日当たりのよい場所に置き、鉢土の表面が乾いたら水やりする。地上部が枯れたら刈り取ると、春に新しい芽が伸びてよい花が咲く。

 

カルーナ

ツツジ科/常緑低木【別名】ギョリュウモドキ(魚柳擬)

花を咲かせたカルーナ
カルーナ鉢植え

原産地:ヨーロッパなど

花期:7~10月 出回り時期:周年

用途:鉢植え、庭植え

特徴:高さ10~60cm。エリカの近縁で花はエリカに比べると地味だが、寒さにあうと葉が紅葉するものなど多くの品種があり、赤やオレンジ、黒、黄色も楽しめる。

管理:秋から春までは戸外でよく日に当てるが、寒冷地では室内で冬越しさせる。高温多湿を嫌うので梅雨期は雨の当たらない風通しのよい場所に置き、真夏は西日を避ける。

 

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