当日は
管理人は沿岸から遠く離れた内陸です。
当日は、いつものことながら、現場で舗装工事でした。
管理人は、機械系の職業なんですが、現場監督さんもなんでもあり
なんで、当日は現場監督してました。
午前中の作業も順調に進み、午後になり舗装工事ですから合材ダンプに
「もう一回りお願いします」なんて会話してる時です。
14時46分物凄い揺れ
現場は団地造成なんで、周りには建物なく電柱なく、目に見えるのは
ダンプカーが物凄い形で揺れてました、歩くの大変な位の揺れ。
現場先のアパートがある道路まで行ってみたら、電柱が今でも折れそうな
状態でした。ほんと・・・www じゃなく、こりゃ大変なことになる。
一緒に仕事してる先輩の作業員の方も、「こんなのはじめでだぁ!」って。
その日余震が何度かあったんです、でもあの揺れは大変なものでした。
揺れがおさまり作業続行
まあ~周りには被害ないし、作業は続けました。
しかし、携帯TVでニュースを見たら津波到来で、宮古の45号線が波に
飲み込まれる、様子を放映してました。
波が堤防を越え黒い波となっておそってる姿でした。
しかし、当時はまさかこれだけの被害が出る予想すら出来ませんでした。
が、内陸にも被害が出始めました
時間もまだあるんで、もう一回ダンプを回して貰おうと電話したら
つながらない、ダンプの無線で連絡したら「それどころじゃない、電気
がストップ」したとのこと、じゃ今現場に着いてる分だけで終えることに
しました。夕方になると、通常どうり電柱にも明かり灯りましたが・・・!
電柱の明かりも、ポツリポツリ消え始め、遠くの家明かりも消え始め、信号も消え
事の、重大さが解ってきました。
作業終了後
この状態では会社には戻ってもしょうがいないと思い、家に帰ることにしました。
信号が消えてるため、渋滞が凄くなってました、周りは真っ暗状態でした。
なんとか家について、真っ暗状態でしたが、家の中を電灯で確認し被害は
無い様でしたので、まずは一安心。後で気づいたんですが、風呂場のタイルが
少々のひび割れ発見しましたが、被害とは言えないです。
ローソク生活
当日は、日中も雪がちらつく寒さでしたが、当然ながらファンヒーターは使えません。
私は前から、反射式のストーブを一台置いてまして、これがやくに立つことになりました。
まずは、ローソクを探し、灯して3人家族で一晩頑張りました。
水道は出ましたし、ガスコンロ(LPガス置き換え用)使用してましたので大丈夫。
ラジオは聞けたんですが、あまり情報は入ってこないし、何とか一晩過ごしました。