奥津軽 虫と火まつり(おくつがる むしとひまつり)
奥津軽に古くから伝わる五穀豊穣を祈願する祭りで、虫おくり運行と火まつりが行われます。自然界の森羅万象の神をあがめる風習「早苗ぶり」の行事として伝わる「虫おくり」では、大きな木彫りの龍型の頭に、稲わらで編んだ胴体の虫が村中を練り歩き、部落を巡回します。その後、虫は村の大木に掛けられ、悪疫病害虫から農作物を守り、五穀豊穰をもたらす守護神として祀られます。河川敷では、火がつけられた虫が昇天する「火まつり」が行われます。
昨年の基本方針を引用しました。
2017基本方針
奥津軽虫と火まつり実行委員長 :坂本 興平 「天下泰平」「国家安泰」「五穀豊穣」「悪疫退散」の祈りを込めて毎年開催している「奥津軽虫 と火まつり」は、諸先輩方の弛まぬご尽力と地域の皆さまからのご理解に支えられて、本年度で 45回目を数える伝統行事となりました。
時代の移り変わりに沿うように、より良いまつりの姿 を模索しながら運営してまいりましたが、近年は特に虫おくり団体の減少が懸念されております。虫おくりは、古くから西北五地域で執り行われてきたものであり、度重なる自然災害や大火を不撓不屈の精神と結の精神でもって乗り越えてきた時代においても、人々とともに在りました。その長い営みの積み重ねは我々の精神性を培い、今日に至る地域の発展へと繋がっています。 これからも地域に根ざした伝統の燈火を絶やすことなく、地域の幸せを願うまつりとして次なる半世紀に渡り繁栄していくためには、関係諸団体との更なる連携を図りながら、継続的な運動展開をしなければなりません。 そのためには、近年に引き続き西北五地域の学生の方々より成る「奥津軽虫と火まつり親善大使」事業への参画をいただきながら、次世代を担う子ども達に「奥津軽虫と火まつり」の意義を広く伝播する機会を設けていくことで、まつりへの関心を深め参加へと繋げます。 また、実行委員会においては関係諸団体との更なる連携を図りながら、参加者や観覧に訪れる市民が安全にまつりを遂げられるよう取り組みます。更には、虫おくり団体減少への打開策を協議し、克服に向けて行動を興すことにより、地域の幸せを願うこのまつりがより繁栄していけるよう土壌造りを行います。 地域に根ざした伝統の燈火が絶えることなく、地域の幸せを願うまつりとして次なる半世紀に渡り繁栄していけるよう全力で取り組みます。
開催期間 | 2018年6月16日 18:00~21:00 |
開催場所 | 青森県五所川原市 大町通り~岩木川河川敷 |
交通アクセス | JR五能線「五所川原駅」から徒歩5分 |
主催 | 奥津軽虫と火まつり実行委員会 |
料金 | 無料 |
問合せ先 | 奥津軽虫と火まつり実行委員会(五所川原青年会議所内) 0173-35-4049 |
ホームページ | http://goshogawarajc.com/matsuri/ |
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