黒潮と親潮がであう「潮目の海」「アクアマリンふくしま」は、福島の海の大きな特徴である太平洋の「潮目」をテーマにした水族館です。館内では植物も展示し、生き物が生息する環境を再現しています。メインの潮目の大水槽では、 世界初採用の三角トンネルを通りながら、生き物を間近で観察できます。トドやゴマフアザラシなど愛嬌たっぷりな動物たちをはじめ、美しく舞い泳ぐキンメモドキや世界でもここでしか見られない深海生物の展示など見どころは盛りだくさん。バックヤードツアーや釣りなど、楽しい参加体験イベントも毎日開催しています。屋外にある世界最大級のタッチプール蛇(じゃ)の目ビーチでは、裸足になって生き物と触れ合えます(4/29~11/30)。
三角トンネルが潮目を表す大水槽
黒潮と親潮は、日本列島の南と北から何千キロもの旅をして、福島県沖で出会います。潮目の海を象徴する二つの水槽の水量は、2,050トンです。力強く泳ぐ黒潮の魚たちと、豊かな親潮の生き物たちをご覧ください。
黒潮の源はフィリピン、台湾の東方といわれ、大陸棚の線に沿って北上し、日本の南沿岸を通り福島県沖に達します。黒潮は1秒間に数千万トンもの流量の水を運んでいると推定され、その流れの変化は、日本の気候にも大きな影響を与えます。また、カツオやマグロのなかま、サンマなど、多くの魚類がこの流れを利用して回遊します。
一方の親潮は、栄養塩類が豊富で、春になると植物プランクトンが多く発生します。さらに、それを食べる動物プランクトンも増えてきます。それらは、魚の格好のエサとなるため、親潮流域は生命を育む豊かな海といわれます。また、マコンブのような大型海藻も多くみられ、海藻が繁茂する海中林は稚魚たちが生活する大切な場所となります。
温かく浅い海に広がるサンゴ礁。ここでは、サンゴのすき間に隠れる小さな生き物や、色鮮やかで個性豊かな生き物たちが見られます。
マングローブの森をぬけると、その先には美しいサンゴ礁が広がっています。サンゴ礁をつくっている造礁サンゴのなかまは、サンゴ虫という小さな動物が集まってできています。
サンゴ虫は、自分でエサをとらえて食べるのと同時に、体の中にすんでいる褐虫藻(かっちゅうそう)類が光合成によってつくりだす栄養分も取り入れて生きています。サンゴ虫は石灰質の固い骨格をつくりながら成長し、長い年月をかけて広大なサンゴ礁を築き上げます。
ここでは、黒潮源流域のサンゴ礁にすむさまざまな生き物を見ることができます。
営業期間 | 開園:3月21日~11月30日 9:00~17:30 開園:12月1日~3月20日 9:00~17:00 その他:GW、夏季、クリスマスは開館時間の延長あり ※入館は閉館の1時間前まで 休館日:なし 年中無休 |
交通アクセス | (1)泉駅からバスで15分、支所入口から徒歩で10分 (2)いわき湯本ICから車で20分 |
料金 | 大人:1800円 高校生:900円 中学生:900円 小学生:900円 備考:団体割引20名から |
バリアフリー設備 | 車椅子対応トイレ、車椅子対応スロープ 車椅子対応スロープ:○ |
駐車場 | 500台 |
問合せ先 | 0246-73-2525 |
ホームページ | http://www.aquamarine.or.jp |
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