「中津川のサケ1万キロの旅」の立て看板
先週仕事で、上の橋に行ってきました。
岐阜県の中津川ではなく、岩手県盛岡市を流れる川です。
盛岡市は、岩手県の県庁所在地で、人口28万人の大都市です。
盛岡市東部の御大堂付近に源を発し、盛岡市で北上川合流する
全長20キロ強の川です。
中津川は、盛岡市街の東側を流れていて県庁のすぐ下、デパート
のあるアーケード街の脇を流れます、その県庁の近くに上の橋があります。
そこにありました立て看板によると
「北上川水系の中津川で生まれ、泳ぎを覚えたての鮭の稚魚は
春に本流の北上川を下り始め、数十日で宮城県石巻市の追波湾や石巻湾
に到着します。沿岸部で旅立ちの体力をつけると、北洋に向かうコースをとり
夏から秋にかけてオホーツク海で過します。
冬になるとカムチャッカ半島東端に達してアラスカ海流に乗り
夏にベーリング海に入ります。
冬になるとアラスカ湾に下がり、また夏になるとベーリング海に北上。
これを2~4年の間繰り返し成長したサケは、いよいよ生まれた川に帰ります。
ベーリング海からのコースは、カムチャッカ半島よりに回避して、三陸沿岸に
達します。追波湾や石巻湾から北上川を200キロも上ってふるさとの中津川に
入り、子孫継承するために自然産卵して約1万キロの旅を終えます。」
その看板の横にありました
中津川のサケQ&A
Q:中津川のサケ回郷率は?
A:1,000尾のうち2尾~7尾と考えられています。
Q:何年で戻ってくるの?
A:半数以上が4年、早いものは2年、遅いものは7年。
Q:放流してるの?
A:放流している他に中津川は自然産卵も見事だよ!!
Q:カナダまで泳いでいくの?
A:姉妹都市のビクトリアあたりまで、行って帰ってくる
ので、縁が深いね。
ともかいてありましたが、盛岡市はビクトリアと姉妹都市に
なってるんですね。
釣り好きの人には?
この中津川は、鮎釣りも盛んなところで、秋になると鮭も釣れる
そうなんですが、これを知ったらどうなんでしょうかね。
でも宿命ですからね、私は釣りは子供の頃はやったことあるんですが
今はほとんどやりません、余裕の無い人生になってしまったかな(笑)。
上の橋
冒頭に書きました上の橋ですが、盛岡市街の中津川には他に、中の橋
下ノ橋があります、盛岡城築城にあわせて中津川にかけられました。
この3橋の中では、一番歴史が古く国の重要美術品に指定されてます。
青銅製の擬宝珠が取り付けられてるんですね。
のちに、よく調べて記事にしたいと思います。