NOが増えれば血管力が強まる

脳梗塞や脳出血は、血管のしなやかさが失われ血流が滞ることで起こる血管病です。私は、血管の若さを「血管力」という言葉で表しています。私たちの血管は、生まれたばかりのときにはしなやかで、その内側(内壁)もなめらかで、血液がスムーズに流れ、つまりにくい状態にあります。こうした血管や血流を健康な状態に維持できる力が、血管力です。

 

ところが、加齢や生活習慣の乱れなどにより、血管力がしだいに低下していくと血管は硬くなって弾力性を失い、プラーク(血管の内壁に生じるコブ)によって血流が悪化します。また、しなやかさを失った血管はもろくなり、血圧の上昇によって破れやすくなります。脳血管がつまれば脳梗塞を、破れれば脳出血やくも膜下出血などの脳血管疾患を引き起こすことになるのです。

 

そんな中、血管力を強め、脳梗塞や脳出血を防ぎ治すと注目されているのが、一酸化窒素(NO)です。NOは血管の内側にある内皮細胞から分泌されている物質で、血管を拡張させ、血流をよくして血圧を安定させる作用があります。また、血管内の炎症を鎮め、プラーク安定化し、血栓ができるのを防ぐ働きをもっています。つまり、NOは血管そのものを動脈硬化から守り、丈夫にしてくれるのです。

 

30年の臨床経験から生まれた簡単体操

血管内のNOは,運動で増えることがわかってます。運動をすると筋肉から血液中にブラジキニンという、血圧を下げる作用のある物質が分泌されます。このブラジキニンは、血管内の内皮細胞からNOの分泌を促すのです。

運動といっても、負荷の高い運動は必要ありません。手足をゆらすなどの簡単な運動でも、血流がアップしてNOが増えるのです。そこで、NOを増やして血管力を強めるために、池谷敏郎先生がしているのが、「手足の血管ゆらし」(患者さんには、ゾンビ体操という名称で広めています)です。

ゾンビ体操は、上半身は脱力して両手をブラブラと振ってゆらし、下半身は軽くその場ジョギング(足踏みでも可)するだけ。余分な動きをそぎ落とした負荷の軽い運動ながら、最も高い効果を発揮するように、先生が30年わたる臨床経験から考案した最も効果的な血管力アップ方法です。

 

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先生は、主に高血圧や糖尿病など、生活習慣病の患者さんを診察してます。かって高血圧や糖尿病の治療のため患者さん運動を指導してきましたが、きちんと実践できる人はほとんどいませんでした。

できない理由を聞いてみると「寒いから」「暑いから」「ひざや腰が痛いから」「時間がないから」「花粉症だから」というお決まりの答えが帰ってきます。先生は長年、そうした人たちにどうしたら運動をやってもらえるかを考えてきました。

 

その結果、天候に左右されない室内で短時間ででき、いつでもどこでも気軽に行える運動法を考えだしたのです。ゾンビ体操は、誰でも手軽にできる動作でありながら、実はとても優れた有酸素運動です。

 

ゾンビ体操1日3回ずつやれば、1日30分歩いたのとほぼ同じ運動量になります。そのため、全身の血流がよくなってNOが分泌されます。NOは血管を拡張させ、血龍をよくして血圧を安定させる働きがあります。

 

つまり、ゾンビ体操やれば、まず高い血圧が下がりだし、脳梗塞や脳出血を招く高血圧の予防・改善効果が期待できるのです。実際に、先生は多くの人にゾンビ体操を指導していますが、高かった血圧が下がって脳梗塞や脳出血の心配がなくなった人がおおぜいいます。中には血圧が20㍉~25㍉も低下した例があります。

 

また、先生はテレビに出演してゾンビ体操を芸能人に指導する機会が多くありますが、ゾンビ体操をやった芸能人の多くは血管年齢が若返ったり、血圧が安定したりしています。特に、ある女優さんの場合、わずか3日間で血管年齢が20歳も若返りました。ほかにも血管年齢が15歳分、14歳分若返った人たちもいました。ゾンビ体操にお加えて食生活も指導も行った結果ですが、驚くべき血管年齢若返り効果といえるでしょう。

 

夢21誌引用【池谷敏郎先生談】

●脳卒中が50代以上に激増し誰もが危険>>>

●脳卒中を防ぐためのチェック方法は!>>>

●「脳梗塞などは突然おこる」は誤り>>>

●正常血圧でも数値が乱高下する人は脳卒中を招>>>

●脳梗塞など招く血管けいれん防ぐに副賢強化>>>

●脳卒中の本格的な発作の前ぶれ一覧>>>

●ノーベル賞授賞 の血管若返り物質 NO!>>>

●NOは血管を広げて柔らかくする働きが強い>>>

●NOを自力で増やす方法わかり大学病院活用>>>

●「血管ゆらし」こそ自力で簡単NO増やす!>>>

 

 

 

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